江田浩司「短歌時評」、荻原裕幸ブログコメント

万来舎サイトでの江田浩司さんの短歌時評で、[sai]vol.2を取り上げていただきました。ぜひお読みください。

[sai]という同人誌のメンバーは現在〈旬〉の若い歌人が中心であり、編集発行人は近現代の文学研究者であって歌人ではない。そのようなメンバーの構成自体、雑誌の自由さと挑発性を内在するには打って付けである。

[sai]歌合は個性的なメンバーの魅力もさることながら、判者の東郷雄二の的確な判定と解説がすばらしい。歌人必読の「歌合」である。

http://www.banraisha.co.jp/humi/eda/eda78.html

荻原裕幸さんのOgihara.comの1月25日のエントリーでもご言及いただきました。ありがとうございます。

題詠の一種とも理解できるが、だとすれば、個々の力を実に巧くひきだす出色の題だと思われた。

現代短歌の状況分析的な舵取りを抑えて、自分たちの表現の力を十全に出し切ることに専念している。そこに、この雑誌の個性がよく出ているように感じた。

http://ogihara.cocolog-nifty.com/biscuit/2009/01/2009125-930f.html

といった論評もご覧の上、[sai]をお読みいただければ幸いです。