コラム

玲瓏叢書一覧

「玲瓏」会員を収録対象とした歌集シリーズ「玲瓏叢書」、ネット上にも意外と情報がきちんとまとまってないので、まとめてみました。 第1篇 塚本邦雄『玲瓏』 1988.8.28発行 1700円第2篇 江畑實『梨の形の詩学』 1988.5.20発行 1700円第3篇 荻原裕幸『青…

西橋美保第二歌集『うはの空』を読む。

西橋美保歌集『うはの空』(六花書林)に大変感銘を受けたのでちょっと皆さんにご紹介したい。例えばこんな歌 眠るとき死んだふりするのはなぜと子は問ふわれに抱きつきながら 「蛍夜」子供との添い寝の景だろうか。「抱きつきながら」がいい。穏やかに見え…

帰国しました

こんにちは。親子三人、無事帰国いたしました。まだまだ落ち着かず、新生活もわたわたしていますが、なんとかやっております。 新しい住所をお知りになりたい方は、ご連絡ください。 「短歌研究」での連載「蓮喰ひ人の日記」も、今月末に刊行される5月号で11…

こども未来財団って?

http://www.kodomomiraizaidan.or.jp/midika/index.html 日本ではこのポスターが貼られているんですか? うーん。 いつ急停止するかわからない電車の中で、赤ちゃんをそのまんま膝に抱くという感覚が解らない。 後ろ向いてる男の人はなんですか? 赤ちゃんの…

ロンドン大学SOASにて特別講義を行いました

昨年2011年12月5日、ロンドン大学SOASにて、Japan studiesの学生さん達を対象とした、日本の現代短歌についての特別講義を行いました。The School of Oriental and African Studies(SOAS、東洋アフリカ研究学院)は、アジア・アフリカおよび中近東を対象と…

現代短歌英訳作品集(SOAS特別授業)

2011年12月5日、ロンドン大学SOASで行った特別授業の折に、学生さんに配布した現代短歌の英訳作品集です。 現代短歌の世界 担当:黒瀬珂瀾 サバンナの象のうんこよ聞いてくれだるいせつないこわいさみしい Elephant dung on the savanna. Listen up. I'm lan…

「俳壇」2012年2月号

「俳壇」(本阿弥書店)2012年2月号、「若手作家トップランナー」のコーナーに、山口優夢論「逃げない、というポエジー」を寄稿しました。もしかしたら俳人の方から見れば、ずれたところがあるかもしれませんが、せっかく歌人に依頼くださったので、歌人と…

有沢螢歌集『ありすの杜へ』を読む会に寄せて

1月22日、有沢螢さんの第三歌集『ありすの杜へ』を読む会が、白の会のメンバーを中心として行われました。人数制限のある会場だったので、少人数のクローズドの会とせざるをえなかったようですが、有意義なものになったと聞いています。 僕も白の会のメンバ…

わが家のストーン・ヘンジ、および、そののち歌会のお知らせ

これ、わが家のストーン・ヘンジ。 いや、この前バースに行ったときに買った、おもちゃなんですが、かわいいです。 ストーン・ヘンジ行きたいんですが、なかなか予定が合わなくて。でも、娘連れてっても大丈夫なように思うので、来月頭くらいには、と思って…

曇天の下や吾子の歯生え初むる

おとつい7日深夜、原稿のために夜更かししていると、夜中の授乳をしていた妻が、「かよちゃんに歯が生えた!」と。わあ、と思って見てみるけれど、暗くてよくわからない。たしかにこの頃、歯ぐきの中に硬い物を感じるようになってきたけれど。 それで翌8日…

あけましておめでとうございます & 春日井建のイギリス詠

あけましておめでとうございます。昨年はお世話になりました。今年もよろしくお願いします。 今日はバースに行ってきました。あの温泉街バースです。阪神の外人とは違う。 バースと言えば、春日井建『白雨』に「バース行」があります。 バースの温泉は、リア…

日本だともう大みそかですね。

今日は家族で、チャリングクロスロードからリージェントストリートまで歩いてきました。年末セールでとても華やか、かつ、ものすごい人出。大型書店のFoyles本店で絵本にうつつを抜かし、老舗のおもちゃ屋Hamleysでこれまたおもちゃの山に圧倒され、リバティ…

こんにちは

こんにちは、黒瀬珂瀾です。都合により、ブログをはてなに移しました。以前のブログの過去ログについては、こちらからたどれます。 http://www.kurosekaran.com/aurora/archives/000554.html 早いうちにリカバリーしますので、宜しくお願いします。

おめでとう

http://twitter.com/#!/machi031/status/139538767798218753 11月23日の朝日新聞文化欄などで報じられたように、平岡直子さんが第23回歌壇賞(本阿弥書店『歌壇』編集部)を受賞されました。発表号は平成24年2月号です。平岡さん、おめでとうございます。(…

100首選と枡野さん

石川美南さんとこの「ゴニン デ イッシュ」で知った岡本雅哉さんのブログ「なまじっか」の、2010年7月27日のエントリーにて、現代詩手帖の「短詩型新時代」特集号(2010年6月号)が取り上げられている。お読みくださったようで、参加者としても嬉しいです。 …

けさのことば2 〜 皇甫冉

山館 皇甫冉 山館長寂寂 閑雲朝夕來 空庭復何有 落日照青苔 山館長寂寂 → 意訳「ヤマカン演出の長門は寂しげでかわいいなあ」 突然、歌集『空庭』が届きました。 天野律子歌集『空庭』(平成11、雁書館刊)。同名の歌集があったのですね。偶然を嘉して、わざ…

けさのことば1 〜 東せつな

「真っ赤なハートは幸せの証、熟れたてフレッシュ キュアパッション!」 どう考えてもえろい。 「熟れたてフレッシュ」というのも不思議な日本語で、日曜の朝っぱらから少女たちに聞かせるのはいかがなものかと思いますが、対義結合・撞着法・オクシモロンの…

大沢優子『漂ふ椅子』に寄せて

今月末の3月29日に批評会を行います。各誌書評にも数多く取り上げられ、評判を呼んでいる歌集です。簡単な紹介文を書きましたので、お読みいただければ幸いです。 大沢優子『漂ふ椅子』に寄せて 籠に飼ふネズミは産みしばかりなるその仔を静かに食みをはりた…

2008年11月近況

★「未来」2008年11月号に『街角の歌』の書評を掲載していただきました。筆者は秋山律子さん。ありがとうございます。★[sai]2号、刊行に向けてメンバー皆、頑張っています。もう少しお待ちください。★第二歌集の初校ゲラを返した。あと、2、3個所資料を確認…

2008年10月30日近況

NHK全国短歌大会のジュニア部門の予選選者なぞを担当しました。国立のNHK学園に行くつもりが、気がついたら渋谷のNHK放送局にいたりして、あいかわらず頭がかわいそうな子です。東京新聞2008年10月19日分、田島邦彦さんによる短歌時評「誌面の鮮度」にて、「…

2008年10月19日近況

朝日新聞13日の穂村弘さんの短歌時評に、現代詩手帖9月号の黒瀬の文章を引用いただきました。「玲瓏」71号に、『街角の歌』の書評が掲載されました。執筆者は林和清さんです。なお、署名用遊び紙つきの限定特装版の在庫が数冊見つかりました。東京堂書店に…

『街角の歌』をご紹介いただき2

現在、書店に並んでいる女性誌「Grazia」7月号掲載の「穂村弘の読みたい!」でご紹介いただきました。穂村さんありがとうございます。村上きわみさんの「gedo日記」、2008年4月19日分(過去ログ8) http://www.sweetswan.com/kirin/k/index.html短歌誌「開…